このレビューはネタバレを含みます▼
実直な鳶職人・愛司×失恋したリーマン・優人。行きつけのゲイバーの掲示板で、「木曜日売ります」というメモを見つけた愛司。不倫相手と会っていた木曜日を一人で過ごしたくないというその男と会うことになるが、現れたのは予想に反して清廉そうなサラリーマン・優人だった。毎週木曜日の逢瀬で少しずつ互いに惹かれていく純愛もの。不倫ものは嫌いだけど、思った通りクズ野郎に引っかかった感じで(続けちゃったのは絶対ダメだけど)そこまで引きずることもなく。愛人に連絡してて子供を見失うとかドクズだな…。とにかく愛司の実直さ、誠実さ、男らしさが際立ってて痺れた!寂しさを埋めてもらう関係だったから、愛司に惹かれていく自分を不純だと思う優人も真面目で誠実な人。すれ違ってしまうけど、愛司のメッセージや行動、優人の勇気に感動。描き下ろしも最高にいい!まっすぐな二人が報われるハッピーエンドで、すごくよかったです。