高鳴り、そして近づいてく~背徳のセブン☆セクシー~
美波はるこ/はるこ
このレビューはネタバレを含みます▼
司音の涙、グッとくるなぁ。切ないのにきれいで、だから余計に切なさが増す感じ。あの涙に彼の想いが全て集約されていると思う。離れても毎年クリスマスカードを贈り続けて10年後の約束をずっとあたためてきた司音にとっては、起きてしまった事実は傷みが重くて苦しくて、それでも大人になろうと、大人になりきれない彼の奏に対する愛が詰まってる瞬間だったなぁ。ああ、愛しているんだなぁととてもいいシーンだった。うだがわくんは司音が好きなんだねぇ。あの日奏を「剥ぎ取りたい」と感じた司音のように、うだがわくんも司音を剥ぎ取っていろんな司音の感情に触れたかったんだね。それはもう好きだよね。
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