どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます
」のレビュー

どうせ捨てられるのなら、最後に好きにさせていただきます

碧貴子/すらだまみ

終わってみれば可愛いお話でした

2023年3月16日
一巻では、どうしようもなく拗らせた王太子のリュシーが、哀しくて、悔しくて、頭にきて仕方ありませんでした。
アニエスが可哀想で、切なくてどうしようもなかったのに。
2巻では、お互いの思いが通じ、赦しあった後、どんどん歩み寄りながら、不安や不信を払拭していく様子が描かれていて、とても嬉しいです。
これはもうすぐご懐妊の知らせが聞けそうですね。
お兄さんのオーブリーも幸せになってくれそうな予感がします。

それにしても、一巻でのリュシーの所業には、今でも胸が痛みます。
リーリエにしたことも、その結果アニエスにしてしまったことも。
本当に許されるものなのでしょうか。
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