視える令嬢とつかれやすい公爵
」のレビュー

視える令嬢とつかれやすい公爵

ばち/霧谷凜/漣ミサ

設定がもったいない

ネタバレ
2023年3月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 精霊という存在がただの恋のスパイスだったのがとても残念で仕方ない。それっぽい説明はあるものの、物語に深く関わるかと聞かれたら、まぁ主人公と公爵の出会いのきっかけになりましたよくらい。
公爵様が主人公好きになるスピードは即落ちなのでほぼ一目惚れのようなもの。主人公は自己犠牲が強く勝手に色々考えて勝手に勘違いして勝手に行動する姿が印象的。お菓子につられるのもなんだかなぁと。
そもそも、精霊の小人についてくるよう言われようとも勝手に部屋に入って勝手に手紙読むのどうなの?と思います。それを咎める人がいないのも疑問です。
恋人でも、婚約者でもない客人が勝手に部屋に入って勝手に手紙なんか読んで、警備どうなってんの?公爵家ならそこら辺もっと厳重では……?と疑問が残ります。
精霊と意思疎通をして何かするわけでもなく、結局精霊ってなんなの?といった印象。総合的な説明は殿下よりされていたけど、二人の恋物語をただ眺めていただけです。
面白いか面白くないかだと、正直面白くなかった。よくある恋愛漫画です。
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