情熱のフーガ
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情熱のフーガ

ダイアナ・ハミルトン/瀧川イヴ

邦題「情熱のフーガ」とは言いえて妙

ネタバレ
2023年3月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ う~~んこのヒーロー、ヒロインの何が魅力だったのか??ヒーローが「君といると心安らぐ」という癒し系なのかと思いきや描かれるヒロインに根拠が見つからない。逆にDV父親の借金、甘やかし共依存だった弟(原作ではヒロインと双子らしい)の存在をばねに「力強く」生きてきたヒロインというよりなんか情けなくへたれな…「力強く」は後半、生きてきますがそれもなんか過剰で引く。ヒーローも母・一族の進める縁談を拒否ってヒロインを選んだのにスペイン人に珍しく(友人旦那がスペイン人なんで)溺愛が表面に出ず傲慢男。そりゃぁうまくいかないでしょう。父借金を返済してもらってさよならしてお互い第二の人生を謳歌するなんてよくある話で…でもそこはHQ、根底には二人の「愛」があって元サヤ、後継者誕生のHappyEndのあるあるでした。拾い物はヒロイン友人、ヒロインの守護神かと思う程Nice(?)アシスト、しかしヒロインが友人兄と都合上の同居ってあり?ゲイ設定かと思っていたら違っていた。守護神のくせにそこ甘い!ということで人物設定としては破綻している物語をよくまとめたなぁ~と思いました。あっアスンシオンだけまとも👍で✚☆1
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