このレビューはネタバレを含みます▼
余命少ない病弱な16才の貴族の長女さんが主人公。達観した自分であるべしと気丈にしつつ、父を慕う気持ちとか妹がうざい気持ちとか縁談にモヤモヤする気持ちとか年相応の生真面目なお嬢さん。
突然攫われてしまい、殺されそう。どーにか助かりたいのでそこにいた悪者の中でも1番危なそうな若造に結婚をちらつかせて連れ出してもらいます。
3話はここまで。
ホラーやサイコを全面に出す漫画ではないようで、登場人物はみな曇りがなく絵のタッチに不穏さもありません。でも怖い。なんか怖い。もしかしたら思いっきり作者様に騙されて転がされてる可能性もありますけど、これは優しい物語だと信じて続編も読みたいです。セリフにくせがあるわけでもなく、なのになんというかちょこちょこ様子がおかしいというかゾワっとするシーンあります。
軽い不気味さがひっかかりますが今のところからりとしたお話。恋愛だの企みだのバトルだの始まるんでしょうか。ジャンルも展開もわからない漫画です。