吾輩は猫であるが犬
」のレビュー

吾輩は猫であるが犬

沙嶋カタナ

大号泣

ネタバレ
2023年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話の方を購入していましたが、こちらも購入。
もう泣く泣く泣く。涙がやばかった。
単話で配信されてる最初の忠の話は本当に号泣モノですが、その後の忠の話や猫神に好かれた話、おばあちゃん、スカイ、全部良かった!
ワンコを飼っているので、余計に泣けました。
大切に最期まで楽しくて幸せな生活を送らせてあげたいなと思いました。


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そういえば(話は全然変わりますが)、少し前に地域猫が解体された工場からマンションの駐車場付近に移り住んできて、その猫達をNTRしますというチラシが入っていて、段ボールやトイレの設置、ご飯を与えてもOKです、と書かれていてびっくりしました。
野良猫には「飼うことも出来ないのに無責任にご飯を与えてはいけない」とよく言われていたし、確かに、と思っていた部分もありますが、捕獲や保護をしやすいように人慣れをさせるのもありなんだな、と。
よくよく考えてみればその日の暮らしすら大変な子達だから、ご飯を与えた事によって生きながらえて保護されて幸せになる子や、苦しい生活の中でもそのご飯があるから餓死や中毒で亡くなる子が減る、と考えられるのかなと思い始めました。
すべては人間が発信してることだから、猫達にとっての善とはなんなのかは分からない部分もあるけど、野良猫の7割8割は狩りをせずゴミを漁ったりして生きながらえているらしいので、野良猫へご飯を与えるのがすべて悪だとは限らないな、と最近思いました。
人間は「人間様」の考えなのでどう世間に映るのかは分かりませんが…。
私は、捨て猫、捨て犬はもちろん無くなって欲しいし、物のように売られる生体販売をする場所も無くなって欲しいと思います。そして人間が汚染するこの世界で生きているあらゆる動物達の苦痛が少しでも少なくあって欲しい。
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