ブライト・プリズン
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ブライト・プリズン

犬飼のの/

こんな人にオススメ&レビュー

ネタバレ
2023年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 【この小説を特におすすめできる人】
☆長編作品を読みたい
☆スパダリ×強気受けが好き
☆最大級の兄弟愛が見たい
☆とにかく美人が好き
☆ファンタジー要素が好き
【全巻読了ご感想】
とにかくすげ〜…の一言。あっという間の11巻でした。取り敢えず1巻だけ、のつもりで買ったはずが気がつけば。恐ろしい話です。
龍神信仰という宗教団体をモチーフにした話で、舞台は信者の血族を集めた学園から始まります。閉鎖的な学園で紆余曲折を経て惹かれあっていく主人公の薔と、学生を管理する立場にある外の人間常盤。とにかく一途で重たい愛情の様がありありと伺えます。メインCPだけでなくサブCPや登場人物も皆魅力的で、まとまりのあるお話です。1巻はそこまでですが、段々と導入されるファンタジー要素も相まってかなり独特な世界観と言えます。薔が自分をしっかり持ってるものの、やはり道中もだもだとしてしまう様子は人によってはくどい!と感じてしまうかもしれませんが、まぁもだもだ、するよな、と流せたならば楽しい作品かと思います。難しいフラグなんかも特になく、さっくり重厚に楽しめるので長編好きさんにはオススメです◎ぜひ機会があればお手に取っていただければ!
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