もう一度会えたなら、いっぱいの笑顔を 望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す【イラスト入り】 【かきおろし番外編付】
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もう一度会えたなら、いっぱいの笑顔を 望まれぬ花嫁は一途に皇太子を愛す【イラスト入り】 【かきおろし番外編付】

古池マヤ/紡木すあ

長い間辛かった

ネタバレ
2023年3月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ だいぶ前に少し読み凄くヒロインが可哀想で読んでいても辛く悲しく涙ぼろぼろ出るしで途中で読まなくなったんですが、タイトルが少し違う漫画版を読みだし原作版を読み返しました。
幸薄ヒロイン王女普通の話なら自国で虐げられても嫁ぎ先の人達使用人達に優しくされ幸せになって行く話が多いのに、こちらは生まれた時点女の子だったからか実母からも国王の父親からも虐げられ王妃や異母姉達からも使用人達からも誰も味方がいなく使用人よりも過酷な労働され子供なのに人質として来た他国の王子のお世話係で、知り合いただしいつも被り物を被り洋服もぼろぼろで、ヒーローもまさか王女だとは思っていなかったが、お互いに初恋になっていましたね。
得て勝手で、敗戦国になりヒロインが王女としてヒーローの国にヒーローの妻になる為嫁ぎしかし、1年間は酷い扱い方で、自国と変わらないようなヒーローの側近も腹立つがヒーローを狙っている腹黒令嬢も腹立つし使用人達も敵ばかりで、庶民の孤児院院長や子供達は良い人ばかりで、唯一救われていたようですね。
ヒーローの為犠牲になり離縁し他の悪人と結婚しますが、扱い方が地下牢で奴隷扱い身体も暴かれ傷だらけで、ひどすぎて涙が溢れました。
人として、聖女の様な綺麗な心のヒロインに対してどうして優しくしてくれないのか、ヒーローに対しても周りに事実を聞かされ気づくが早くわからんかったんかと憤りましたよ。ヒロインが、可哀想過ぎて最終辺りでようやく両想いになりハッピーエンドで良かったけれど、ヒロインの待女も最終は自国にいた頃は味方では無くて失敗しヒロインに庇ってくれてから徐々に代わりヒロインの事を尊敬し敬愛しましたけど。
番外編は、ラブラブで、子供達も生まれほのぼのした話でしたね。
長く悲しく切ない話でした。
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