このレビューはネタバレを含みます▼
チートなし、現代設備なしの魔法が支配する世界に転移した現役医師である主人公が、真摯に医療に向き合い奮闘する姿がとても魅力的で、物語に惹きつけられました。
実際に医療に携わっている方が原作・監修しているだけあって医療用語がたくさん登場しますが、詳しく解説されているので無知な私でも迷子にならずに済み、非常に助かります。
これから薬品が底をつき始めたとき主人公がどのように機転を利かせるのか密かに注目しているのですが、急に魔法の力であっさり解決とかは興ざめするのでやめてほしい。 "魔法と区別がつかない高度に発達した医学"でぜひ乗り切っていただきたいと思います!