魔女に白い花束を
」のレビュー

魔女に白い花束を

曽祢まさこ

後味悪い

ネタバレ
2023年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 紙版を持ってます。
古い作品で原作者がいる作品。
魔女狩りの時代が舞台です。
「きっと助かる」
そんな甘い期待を打ち砕くのは、現実に魔女として引きずり出された女性たちのほとんどが助からなかったからでしょう。
ただ「魔女狩りのその後」も描かれてます。
遺された人たちの思いと、無実の女性を魔女として告発した人の心の内。
こんな暗い話を当時の少女マンガで発表されたことも驚きですが
(実は原作を読んだことのある私からみたら)よく2巻で綺麗にまとめたな、と。

ただ、魔女狩りを知る第一歩にはいいかもしれません。
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