赦されざる罪の夜
」のレビュー

赦されざる罪の夜

いとう由貴/高崎ぼすこ

ハピエンで救われた

ネタバレ
2023年4月1日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校時、キスと告白をしてきた親友に裏切られた気がして拒絶してしまった受。親友は自 殺してしまい兄に非難され10年以上辱しめを受けます。兄は最中に「お前を抱いているのは弟だ」と錯覚させ傷口に塩を塗る徹底ぶり。現状を粉々にしてほしくて受は攻に目をつけるという。後半の攻が「当時は子供だった」「贖罪はもう十分だ」と受の現状を否定しますが、そもそも弟の代わりと言って受と致し続けた兄が弟からも一番許せない存在じゃないかと思います。受が好きと気づいてからの攻は男前。過去やアレコレを知っても決して揺らがず献身的かつ一途です。経緯がひどいけど受が解き放たれてからの満足度が高かったのでこの評価です。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!