瑠璃色の夢
」のレビュー

瑠璃色の夢

森島明子

最高!

2013年1月5日
表題作、ものすごい繊細です。多分、わからない人にはなぜ六条瑠璃がキレたのか、そしてなぜハッピーエンドに落ち着いたのかがわからないと思います。
全作品に共通なのは、行為そのものではなくそこに至る過程、心理状態、感情の動き、が丁寧に描写されていることです。
共感出来る点が非常に多い、また羨ましい点も非常に多い、贅沢かつセンシティブな作品です。
何度となく読み返すことになると思います。
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