このレビューはネタバレを含みます▼
主人公の家族が同性婚や同性愛に理解ある良いお話なのですが、妹が兄の分まで子供を産むとか、母親が言ういつまでもひとりでいるのはダメよ、友達でも誰でもいいから、という言葉が個人的にモヤった。理解ある良い話にするならば、結婚してもしなくても良いし、子供がいてもいなくてもいいし…という風な全てを丸ごと受け止めてくれるくらいのお話が読みたかった。だってその２つの言葉って異性同士の結婚してても子供が欲しくてもできない人や、一生独身の人に言ったら傷つける言葉ですよ…？少なくとも私はちくっと胸が痛んだ。
あと、9年付き合ってた親友のノンケにプロポーズされて悩むのは分かるけど、その9年のアレコレが見たいし、特にノンケ側の9年に渡る親友へのプロポーズに到るまでの気持ちを見たかった。
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