このレビューはネタバレを含みます▼
女子高生のエソラがある日突然花魁の世界へタイムスリップするストーリー。タイムスリップ前と後では同一人物と思えないほど容姿が激変します。内面も当初の感じとガラリと変わります。
楼主の相模は顔を隠していて謎めいた雰囲気。素顔が見えない設定ってなかなか面白い。言動や佇まいでこちらの想像力を掻き立ててくれます。頭脳明晰冷静沈着な大人な雰囲気だけど、素顔は案外幼いのかもと勝手に思ったりしています。エソラに対して好意を抱き始めた相模は独占欲が出てきて割と堂々と態度に出してきます。今の所エソラは気付いていないし、エソラ自身まだ恋というものをよく分かっていない状態です。絵がとても綺麗で天井の模様等も細かく描かれています。リーンという音も本当に聞こえてきそうな美しい世界観です。
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