伏線がしっかりとしている

ネタバレ

2023年4月8日

このレビューはネタバレを含みます▼ 人によっては懐かしさがこみ上げてきそうな、そんな童話集だと思いました。子供を読者の主体として念頭に置いていることもあって文体が優しいですし、描かれている物事も複雑多岐なものは基本的に出てきていない印象です。例えば正直者のお話では、ストーリーの中の出来事に約束の存在が関連してくる伏線らしき描写がみられるなど、話を通して作者は何を一番に伝えたかったのかをそこまで難しく捉えずとも想像できる特徴があり、センスが光っていると思います。

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DD さん

(女性/50代) 総レビュー数：45件

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