このレビューはネタバレを含みます▼
●冒頭の少年期からかわいくて、二人ともそのまま大きくなった感じがたまらないのですが、立読み部分の数ページ後に急にえっちいシーンが出てきてびっくり。でもそんなシーンでさえかわいくて!七海から龍之進への「好き!」はだだ漏れ(というか口に出して言ってる)なのに、龍之進が無自覚すぎる〜。
●大事なものを海に奪われてきた龍之進は、七海もまた海から戻ってこないのでは…と恐れを抱いてようやく「好きかも」となります。自覚した後の龍之進は、かわいさが増幅する…!おいそのキス待ち顔はなんだ!!
●そのときのベッドシーンはえっちまでいかないんですが、「いつもの我慢があと一回増えるだけ」っていう七海のセリフがなんだかきゅんとしました。龍之進のこと大事に大事にしてきたのが分かるから。残念だったのは、次の第3話で半年経ってて、ハジメテのときの描写がなかったこと。でもきっと、優しい甘いえっちだったんだろうな〜!
●さてここでまだ中盤差し掛かったところ。龍之進はお料理の勉強のため島を離れます。寂しくなったりとか、遊びに来た七海に女の子が一目惚れしたりとか、七海が自分の予定をはぐらかしたりとか、いろいろあるにはありますが、基本七海は龍之進にまっすぐ一筋なので、龍之進がひとりでモヤモヤしています。
●七海のセリフに龍之進への溺愛があふれてて好きです。龍之進の匂いのするベッドを「持って帰りたい」とか、想いがすれ違って「もう一度好きになってもらう」とか。おにぎりエピソードも好き。龍之進のごはん食べるためにたくさん泳いでたらおっきくなって、「(龍之進がいなかったら)今の俺とは違う俺になってた」とか。
●いやもうかわいい二人でした。大事なものは島に戻ってくる。安心して見守っていられます。癒されたいときにオススメです。