もやもやは残る…





2023年4月13日
お話自体は読みやすかったし、文章も上手いなと思いました。
ですが気になるのは帝国の侵略の理由とそれを正義に持っていく構図が弱すぎるかな…。戦争なんてもちろん相手の勝手な理由なんだけど、平和な国を侵略し、一個人(メイドと隣国の王子)を助けたからとそれで優しいと絆されるなんて、国を滅ぼされているのに絆される理由もちょっと弱い。
国を滅ぼされたり自分の肉親を直接失った割にはロマンチスト症候群的な落とし所でうやむやにされた感があり、最後までなんとなく腑に落ちないもやもやを抱えたまま終わってしまった感はあります。
帝国の第一王子は自分の信念に従って突き進んでいるので潔くてよかったけど。
侵略とかちょっと重たい内容をお話の主軸に置いているのに「誰も悪い人を作りたくない」感じがちょっと無理があるなと思いました。
ですが気になるのは帝国の侵略の理由とそれを正義に持っていく構図が弱すぎるかな…。戦争なんてもちろん相手の勝手な理由なんだけど、平和な国を侵略し、一個人(メイドと隣国の王子)を助けたからとそれで優しいと絆されるなんて、国を滅ぼされているのに絆される理由もちょっと弱い。
国を滅ぼされたり自分の肉親を直接失った割にはロマンチスト症候群的な落とし所でうやむやにされた感があり、最後までなんとなく腑に落ちないもやもやを抱えたまま終わってしまった感はあります。
帝国の第一王子は自分の信念に従って突き進んでいるので潔くてよかったけど。
侵略とかちょっと重たい内容をお話の主軸に置いているのに「誰も悪い人を作りたくない」感じがちょっと無理があるなと思いました。

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ナオポンプ さん
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