このレビューはネタバレを含みます▼
                                                            個人的にタイムリープ物で1番です。
島を舞台にしたクローズドミステリーで、謎の死を迎えた幼なじみ、影の存在とその不気味さ、伏線回収など欲しい要素をとことん押さえています。それに加えて恋愛、バトルなど少年漫画らしい要素もありそこも好みでした。
また秀逸なのが、タイムリープという言わばチートのような能力を駆使しても、それを上回る程に影が強いというバランス。序盤、中盤、終盤と戦い方が上手く変わっていくのも魅力の1つだと思います。
迎えてしまう絶望の結末を知ってるからこそ、死んで戻る事に一切迷いのない、覚悟の決まっている主人公慎平が本当にカッコイイです。