このレビューはネタバレを含みます▼
「寵士」の設定、屈強&軍人&年上受け好きにとって性癖のフルコースが楽しめるので最高です…!
しかもアントンさんが自分的に直球ど真ん中で好きなタイプの屈強受けなのが嬉しすぎました。ここまでドンピシャなのはなかなか出会えないです。
性格はベースが穏やかながら軍人というか武人のように真面目で忠誠心と包容力がありつつも、寵士としての役目を全うするためエッッッな作法も身に着けてるのが堪らないです。お誘いしつつ内心恥ずかしがってる所が魅力上乗せで萌える…!
トーン肌でスカーフェイスの雄っぱい特盛むちむちボディに薄い腰布纏ってる姿が色気満載なのに、先達の戦士としての顔は頼もしくてカッコよく、素の顔は眉がちょっとハの字になったりするシーンもちょこちょこあってそのギャップがまたかわいいです。
ストーリーとしてはCP成立までのじれったさや紆余曲折の部分が好きな人にはたまらないじれじれ展開なところもいいですね。
ユリウス殿下とお互いを思い合いつつも至っていないままの状態で、ここから成立するまでの過程をじっくり見たいので続きがとても楽しみです。
メインCPのユリウス殿下の他にあと4人の王子の存在が示されて、つっつき役として第2王子も登場しましたが、5人の王子それぞれの恋物語が見たい(もちろん屈強受けで!)のでぜひこの世界観でシリーズ化して欲しいです。