この異世界で、運命と番う~獣人αは優しいケダモノ~
」のレビュー

この異世界で、運命と番う~獣人αは優しいケダモノ~

キサラ

読んでてわくわく

ネタバレ
2023年4月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 今までなんでこの作品を読んでいなかったんだろう
すんごく面白いです!
こういう部族もの系統の作品は突っ込みたい場合が多いけど、それが全然ない!
異世界転生の上にオメガバースで人外と盛りすぎかと思う設定なのに無理がない。
世界観がしっかり構築されているのでストレスなく物語の世界に入っていける。
登場人物たちが序盤以外、仕える人間も諸国の王もみなまともで主人公たちを温かく見守ろうとする人たちばかりで、それも読みやすい要素となっている。
もっと極端な展開が好きな人には物足りない部分もあるかもしれないが、無駄に翻弄されるストーリーよりは私は心安らかに読んでいられる方が嬉しい。
この先は何か波瀾も起こるのかもしれないが、私は砂漠の民と共に主人公夫妻が幸せであるようずっと見守りたい。
受けが精霊の愛し子であるために齎される恩寵というのは、各契約者たちに運命の番や跡継ぎが出来るということなんじゃないかと思ったり。
ともかく早く続巻読みたいです!
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