西の善き魔女
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西の善き魔女

桃川春日子/荻原規子

おまけで☀3

2013年1月23日
原作を未読なので比較できませんが、かなり売れたファンタジー小説のコミカライズなのに、つまらなかったなー。
というのが本音です。

自分が小中学生の頃なら夢中になったかもしれませんが、乱読したおばさんには目新しさがなかったです。

印象として、日本の漫画なら“地球…+クリドラ+ぼく地球+花冠+ブレ5+月子+火鳥+その他多数”からSFとタブー恋愛の要素をごっそり集めた後に、水で薄めた感じ。海外小説も入れると、既出要素ばかりで内容とストーリー展開に飽きました。特に“西の善き魔女”とネーミングした理由がほとんど描かれておらず、拍子抜けしました。

丁寧に思春期のビビッドな体格と心情の変化を萌え要素込みで綺麗に描き出した『画力』がなければ、耐えられなかったです。
似たようなプロットでも惹き込まれる作品が多数ある中、ファンタジー系を読み慣れた方にはお薦めしかねます。
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