冴えない僕が君の部屋でシている事をクラスメイトは誰も知らない
」のレビュー

冴えない僕が君の部屋でシている事をクラスメイトは誰も知らない

ヤマモトタケシ/アサヒナヒカゲ

最低男な主人公

ネタバレ
2023年4月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1巻が星4つ、2巻が星2.5、3巻が星ゼロ(むしろマイナス)



1巻までは良かった。
主人公もある程度バイタリティがあり、ヒロインの危機に立ち向かい、解決へと力を尽くしていたから。
しかし、2巻以降は二人のヒロインの間をフラフラし、感情や欲望に流されるまま、ろくに活躍せず。


優柔不断な主人公が最終巻でついに決意し、3人の関係に答えを出した。
と思ったら「二人とも好きだから、二股させて。このまま3人仲良く行けるとこまで行こう!」
という素晴らしく最低な決意でした。
そんな主人公に都合のいい提案を受け入れる二人のヒロイン。
「僕らの関係は世間的にはおかしいかもしれないが、僕らで決めたことだから良いんだ!」と開き直り。



平凡な主人公がモテモテなのがライトノベルの鉄則とはいえ、今作のように見た目も中身も冴えないボンクラな主人公では説得力が無さすぎました。
せめて魅力ある人物であれば良かったのですが。
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