スウィートブラッド【電子限定漫画付き】
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スウィートブラッド【電子限定漫画付き】

鮭田ねね

「そういう好き」…とは…

ネタバレ
2023年4月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●闇オークション落札(実は保護)から始まる吸血人ノイと人間じんのすけ。吸血時に催イン成分が体内に入るので、最初からえっちな場面が多いです(仁之助がイかされっぱなし…)ノイにとっては“食事”であり“研究”、だけど仁之助は恥ずかしい(嫌がってないのがポイント笑)そこをすり合わせて気持ちを確かめていく感じのお話です。
●ちょっと仁之助の思考が乙女寄りかなぁと…。自分のこと「おっさん」ってすごい気にしてるし。「俺のこと好きでもないのにこんなこと…」とモヤりながらも、「いや、ノイは大切に思ってくれてる」と言い聞かせ。ノイの言動にいちいちドキッとしちゃって…乙女だ(笑)
●そんな仁之助は概ねかわいいので良いのですが、「俺のことそういう意味で好きなんだよな?」はさすがに…?もう最終話です。まぁ、お互いの気持ちの確認をしないとえっちできないマジメな二人なのは分かるのですが…「“そういう好き”って?!」とつっこんでしまった。それまでのたくさんの積み重ねがあるのに、この確認方法しかなかったのかな…と。
●ノイが実は以前から仁之助を見てた、という背景は良かった。でも研究者気質(だからなのか?)のノイは、“好き”を知らない。仁之助のことを知りたくて、そばにいてほしくて、大切にしたくて…仁之助をかわいく思い、えっちな気持ちにもなる。それなのに「好き」の言葉は出てこないから、仁之助も不安になっちゃったのかなぁ…(それで「好きだよな?」って聞いちゃったのかな…)
●“証”をプレゼントしたり、無くした後のやり取りだったりはすごく好きでした。えっちして以降ノイがちょっとSっ気出してくるのは、おぉ?!って感じ。絵も綺麗で、概ね良かったです!(寿命の話はしなくて大丈夫なのかな…)
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