私のお母様は追放された元悪役令嬢でした
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私のお母様は追放された元悪役令嬢でした

ベキオ/紫藤むらさき

後半は失速

ネタバレ
2023年5月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高評価に釣られて購入。前半は引き込まれました。お母さんが実はあんな感じだとわかる辺りは意外性があり期待が高まりました。しかし後半はヒロインの洗脳が解けてもブス眼鏡に徹するところは頑なに変わらず、王太子とのやりとりを被害妄想的に受け止めるところとか、あまり魅力を感じません。いじめの描写も延々と綴られ、ゴミ焼却場付近に避難するくだりも「またか」と感じます。後半は明らかに話の勢いがない。登場人物も次から次に強烈なキャラばかり出てくるけど、大した活躍もないので名前は覚えにくい。話が進まないので、2巻もこの調子なのかと思うと、値段も高くて次は手が出ません。
同じ作家さんの別作品が良かったのですが今回は合いませんでした。
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