このレビューはネタバレを含みます▼
高評価もレビュー件数が少なかったため、期待度低めで読み始めました。
読んでいて違和感や不快感のない文章、構成も展開も読みやすい。中だるみもなくひといきにぐんぐんと読み進めることができました。よかった!良作だった!
ジュリエッタとルキノ、天空の城ラピュタのパズーとシータのようだと感じてしまったら、ある場面ではカリオストロの城でルパンがクラリスに花を渡す場面を思い出したりと、古き良き宮崎駿テイストを感じた私はお年寄りなのでしょう...
エピローグで大団円とならずに、次の波乱の幕開けでこの巻は終わります。物語は始まったばかり。次巻までの期間と巻数があまり長くならないことを希望して、続刊を待ちたいと思います。