このレビューはネタバレを含みます▼
棋士DKが異世界転生したら魔王になっちゃって、その世界では魔王は最弱種認定されている、という舞台設定。
「最弱種なのに強い」というところだけ抜き取るとチートに聞こえてしまいますが、本作の場合はチート能力を授かったというよりは、魔王のみが得られる能力の中で最適解を選択できたセイの「頭脳」がチートですね笑
単純な強さだけでいうと、騎士団の人間たちの方がよっぽど強く、人間こそチートじゃねーかと思わされる部分もあります。
（また、まだシーモアでは出てませんが、先行のピッコマでは出てきてる「悪魔」の皆様はめっちゃ強くてマジチートです）
原作小説ではその辺りが詳細に記載されているのですが、コミカライズにあたっては派手さに重きが置かれている様子のため、設定の緻密さについては省略されがちです、ぱっと見だけだとセイのチートに見えちゃうのが残念ですが仕方ない部分でもあるのかな？小説も書籍化されたらいいのになあ。
そしてここから重要、グロ描写について。
魔王をナメている人間を魔王セイがどんどん殲滅していくんですが、その際の描写がかなり描き込まれております、人間を縦に真っ二つにした時の切断面あたりの描き込みがかなりのレベルで、そういう描写が大丈夫な自分はじっくり見てしまいました。
本当に簡単に人類死にますし、内臓や脳みその描写もあります、生首もゴロゴロ出てきます。
原作は残酷描写でR15年齢制限かかってますが、コミカライズは特に年齢制限等ないみたいなので、そのあたりって大丈夫なのか気になるところです、苦手な人は自衛していただいた方が良いかと思います。
個人的にはこのくらい描写してくれた方が好きなので、同じ癖の方には好まれるのではないかと。
原作に動いて欲しいので（最近停滞気味）コミカライズどんどん売れてほしいですね。
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