3CP、宮城の海辺





2023年5月10日
宮城の海辺の高校生ショウヤとチカの話と、東京の高校生カエイと航の話、宮城が地元で東京で働くアサヒと宗仁の話の3CP。平喜多ゆやさん大好きで作者買いです。平喜多さんの持つ独特なゆったりとした雰囲気、その中に必ずある鋭い痛み、その絶妙なバランス、大好き。今回は海辺となまりがまた良かったな。チカや航の話も良かったけど、アサヒの話が一番印象に残った。田舎の閉塞感がこちらも苦しくなるくらいに感じられて、安易に分かり合ったりしないところが更に苦しい。こんなにあたたかく優しい話なのに、こんなにも辛くて痛い。このあたたかさと冷たさの混ざったマーブル模様、絶妙なんだよなあ。大好き。

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