Sカレのお気に入り
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Sカレのお気に入り

青山りさ

脳内補完必須です。

ネタバレ
2013年3月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ というのも、先生側の心理描写は皆無です。主人公ちゃんの視点だけで話が進むのは良いですが、主人公ちゃんへの気持ちも、表題のSカレというのも、全て作中の『好きな女はいじめたいたち(性質)』という、先生のセリフだけで片付けようとしてる印象がありました。短編ならば短編なりに、男性側の心理描写も欲しかったところ。

青山先生は、基本短編作家さんですから、短編の中で登場人物達の心理描写を、描かれるのが大変お上手でらっしゃいますが、今回はいつもの様にはいかず、片一方の心理ばかりが目に止まる作品になってしまいました。弘法も筆のなんちゃらで、一応☆−1にはしましたが、軽く読むならやはり青山先生が一番です。ストーリー構成の上手さは、いつもの先生でした(=´∀`)人(´∀`=)
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