野菊の墓
」のレビュー

野菊の墓

伊藤左千夫

「野菊の墓」と題名を聞くだけで涙・・・

2023年5月20日
政夫と民子の悲恋の物語です。お墓の場面は涙無くして読めません。

この頃はヒロインが先に亡くなって、読者を泣かしていました。
「愛と死をみつめて」「ある愛の詩」とか・・・
儚げで一途な女性像が流行っていたのです。
最近はタイタニックなど、ヒーローが先に亡くなりヒロインが想い出す展開が増えています。必ず生き残って恋人の面影を抱きつつ、たくましく前に向かって進む女性が流行っているのでしょう。

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