天才の文章です





2023年5月20日
ものすごい。の一言に尽きます。設定が秀逸なんですよね…作者さん、「気持ち悪い攻めが好き」とおっしゃってましたが、その「気持ち悪さ」の塩梅が秀逸で恐れ入ります。「吃音」という設定、かなりギリギリでセンシティブで、あまり見ない設定なのではじめかなり引っ掛かりがある(異物感がある)のですが、それが馴染んでくると愛おしさに変わってくる。その体験が清居(受け)の心情とリンクする部分もあり、この絶妙なバランスが没入感を生んでいるんだろうなと思います。下剋上BLが好きな人、強気受けの泣き顔が好きな人、ここに理想がありますよ。

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ひまひま さん
(女性/50代) 総レビュー数:17件