黒黒ショー見てみたい！腐民で満員御礼だね

色っぽい表紙とメンズストリップという題材に惹かれて値引き&クーポンで購入してみました。大学の卒業旅行で田舎の温泉町に来た翔太は森でオッサンと青カン中の彷徨(かなた)に遭遇。その夜 フラッと入ったストリップ劇場で踊り子として舞台に立つ彷徨と再会し、無自覚に一目惚れして… な始まりですが、2人の恋の行方よりもストリップに興味が湧いちゃいましたよ～！「まな板ショー」とは何ぞや？からの客と本番！？で、頭が混乱… ストリップってそんな事するの？それともフィクション？？更に読み進めるともっと刺激的なショーや未知の用語に出くわしたので調べてみました。通常のストリップの他に昔はかなり過激なショーもやっていたんですね。(全ての小屋ではないですが) SM・放尿・獣カン・客との本番・男優or恋人との本番で結合部をアクロバティックに見せる白黒ショー・花電車芸人等々… 「1回3千円で多い日は70人の客とやった」とのインタビュー記事に衝撃を受けました⚡→ 風俗じゃん！そっちで働いた方が良いのでは？と思いますが、見られる事に悦びを感じる人もいますし、事情は人それぞれですからね。※2000年代に入り規制されています。昔 チリ人妻のア○ータさんが「獣カンショーをさせられた」と言っていたのをTVで観ましたが、にわかには信じられませんでした。まさか ここに来て真実だったと知るとは… 少々 脱線しましたが本作に戻して。性や人との関わり方に対する価値観がズレている彷徨。それは育った環境、おじいちゃんを助けたいと思う優しさ、処世術、涼による支配が絡み合って形成されてしまったよう。翔太との出会いで心に少し変化が起きて、舞台で客にオモチャにされる姿を見られなくて良かったと思うシーンは胸がチクリとする。また いつも小銭しか持っていなくて搾取されてるんだろうな～と。翔太の一言で自我が芽生えたと言うか 遅い反抗期を迎えて？長年過ごした劇場を後にして欲しいものを手に入れる為に一歩踏み出した彷徨。驚くほど直ぐに再会してハピエン♪にちょっと肩透かし感はありますが、描き下ろしの初Hが可愛かったので良しとします。個人的には着物姿の宵の方が憂いがあって好きですし、踊り子になった経緯や涼とのこれからを見たいです。何なら黒黒ショーで涼を鳴かせて欲しい！冒頭の彷徨は直ぐにまな板ショーを始めちゃいましたが、ちゃんとエロいストリップを見たかったな😍 総評3.5で☆4つです。