味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す
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味方が弱すぎて補助魔法に徹していた宮廷魔法師、追放されて最強を目指す

門司雪/アルト/夕薙

追放される下りの必要性は…?

2023年5月24日
無能な王太子のお守りで得意でもない補助魔法使いに徹していた主人公が、追放されたのをきっかけに学生時代の最強パーティーを再結成する話。
再結成後の冒険は割と面白い。
ただし、序盤の我慢していた期間の説得力が乏しく、違和感を感じさせる。
優秀な能力を持っているのなら自分の才能は理解できるはずだし、理不尽な職に縋り付く必要がないことは考えれば理解で得きるはず。
現代でいえば、優秀な人はブラック企業に見切りをつけて転職するように。
この点、主人公が優秀だという設定と矛盾していて違和感を感じる要因になっている。
普通に学生最強のパーティーが社会に出て、冒険者として挫折を味わいながらも成長していくというような内容でよかったのではないかと感じる。
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