このレビューはネタバレを含みます▼
途中まで読み終わりました。
BL好きな(ザックリと)当事者ですが、日本では男女以外の婚姻ができないため、どうしてもBL/GLのことを尚更フィクションとして消費してしまいがちです。
何かを渡すことを仄めかすところで、あ〜日本でも婚姻できる設定のやつか〜、のような(羨ましさから)少し捻くれた読み方をしてしまったのですが、いい意味で予想をすごく裏切られて、不意打ちで泣きました。
諒太がなぜ就活にあんなに苦戦してたのか不思議だったのですが、どこでもよかったわけじゃなかったからだったのだろうなとか、
アオが勢いと言いながらもそのまま一緒に役所に突撃するところとか、
正直、本当に実際のあるあるすぎて、フィクションの世界からグッと現実に寄り添ってくれた感じがして、本当に嬉しかったです。
(と共に、この2人のようなカップルを阻む、法整備のままならなさに、もどかしい思いで胸が一杯です)
世の中に理解が浸透してほしい、そのために寄り添える側に立ってみようと思った、と言ってくれた諒太に、
それに触発されてダメ元でも役所に婚姻届を一緒にもらいにいってくれたこと、バッシングされるかもしれないことを不安に思いながらも「でもそんなのどうだっていい」と言ってくれたアオに、
漫画の中のキャラクターなのに、すごくすごく感謝してしまいました……
百瀬さん、本当にありがとう……この2人を、ストーリーを、リアリティを、つくって・もたせてくれたことに本当に感謝してます。
本当に想定外に心を掴まれました。
2人とも差別に晒されず、これからも祝福を受けられますように。(でもルームシェア断られたりしてたんですね!泣 もー!ホントにやだ!泣)
この2人も隣人2人も、大好きです!( ; ; )大号泣
読んでてよかったよお……