ラブベリーラブゲージ
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花森玉子

モフモフ体質の幼馴染同士で可愛さ二乗!

ネタバレ
2023年5月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ これまで、幼馴染モノにも、モッフモフの人外モノにも散々萌え散らかしてきたけれど、モフモフ体質の幼馴染物の破壊力って、す、凄まじいよおー、と叫ばずにはおれない本作。
泣き虫で気弱な颯太と、ケンカに強い遼は幼馴染。父の転勤で引越した颯太が、高校生になった遼と再会し遼になんとか気持ちを伝えようとするが、期せずしてゴールデンレトリバーに獣化してしまう特殊体質。遼もペルシャ猫になってしまう獣化体質。ヘタレワンコの颯太は、果たして気ままツンデレな遼と結ばれるのか?…というお話なのですが。
1試し読みでも分かるとおり、2人の子ども時代の絵が、むっちゃ可愛い!
2しかも、モフってる2人の仔犬、子猫姿まで登場してきて、脳内が「か、かわえぇ…」で埋め尽くされる絵の上手さと可愛さが大爆発
3犬と猫の瞳孔の違い、身体能力の違い、性格の違いが、人間の時の2人に反映されているのがワンニャン好きには堪らんツボで、癒やし効果抜群
4思わぬタイミングで獣化してしまうのが、すれ違いを産んだり、庇護欲を湧かしたりして、純情さに胸キュン!
5純情路線かと思いきや、ちゃんとエロターンあり。その後はワンコとニャンコですから、どうなるかはお分かりですね?お互いを思いあうエチシーンの前の遼の予習姿が可愛い!高画力&体格差有りのエチシーン、ご馳走様
6さらに作画で注目したいのが、「下が見えないなら、舌で魅せたらいいじゃないの」と言わんばかりの舌の絵とトーン使いの巧みさ。このテクで、下も修正がなければ…と想像で補うのも楽しい。
7ハピエン厨の期待を裏切らない大団円に読後の多幸感が溢れて仕方がない。

ハアアァー、良かったところを思いつくまま挙げたらこんなになってしまって。初単行本でこのクオリティ。丁寧に作られたことの分かる、読んでる途中で自分の萌ゲージが振り切れたハッピーBLです!
最近、新刊向けクーポンが減る中、今回新作なのに200ptでレンタルできるなんて、とレンタルしたら、繰り返し読みたくて購入してしまいました(笑)。
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