このレビューはネタバレを含みます▼
花街の薬師の娘・猫猫が後宮で起きる事件を毒や薬の知識を元に推理する謎解き物です。
コミカライズが2種類あり、もう一方も少し読みましたが、かわいい絵柄だけどデフォルメも多くこってりしてる印象。こちらはスッキリ大人びていて、最初はやや物足りなさを感じましたが、慣れてくるととても読みやすく、絵が綺麗だなと思います。
舞台が後宮と花街なので、女性たちの話や、帝の話が出てきて、謎解きとしても後宮物としても読みごたえがあります。
猫猫の上司にあたる美しい容姿の壬氏様には何やら秘密がありそうな…?猫猫ともいい感じになりそう?なれるといいですね(笑)って感じです。
猫猫は淡々としているし、面倒事は回避したい!と強く思っているので恋愛面はほんのり、ですかね。(そこが面白くもあり、もどかしくもあります!)
個人的には猫猫パパが、敵にすると厄介だけど味方につくと頼もしいんだろうなぁと気になる存在です。(16巻まで読了)