世界の中心で、愛をさけぶ
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世界の中心で、愛をさけぶ

片山恭一/一井かずみ

ずっと(涙)

ネタバレ
2013年6月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 映画を見逃してずっと気にしていた作品です。
思春期とともに始まった恋。
それがずっと続くものだと信じていた二人。
一番多感であろう年頃で彼女を亡くし、脱け殻のようになったサクちゃんの心理描写から展開していくこの物語、涙涙でたいへんでした。
あの頃は何も出来ない子どもだったのもいっそう涙を誘います。
10数年後、大人になってやっとあの時の出来事が自分のなかで納得出来た時に、サクちゃんの隣に素敵な女性がいてくれた事、天国の彼女も祝福してくれたんだなあ、と……
原作あり、映画化、ドラマ化された作品を短編マンガでここまでの内容を描かれた一井先生お見事です。
感動して泣きたい時にオススメの見事な作品です。
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