鎮魂 Guardian
」のレビュー

鎮魂 Guardian

Priest/許源源/内野佳織

2巻まで読みました

ネタバレ
2023年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ すごく面白かったです。作者様は中国の小説家でBL作品を多く書かれていて(非BLも書かれている模様)、「鎮魂」は2012年の作品で2018年にはブロマンスドラマとして制作され、大人気になったそうです。
「魔道祖師」でもそうでしたが、最初は中国名(登場人物わりと多いです)とわからない言葉(訳注が1巻で71、2巻には96あります)のために取っつきにくいところがありますが、次第に慣れます。(1)と数字を押すと(1)の訳注に行ってまた数字を押すと戻るので便利ですね。2巻を読み終わるまで気づかず、ここら辺かな?と巻末を開いてフムフムやってた私、昭和か~。ま、途中からよほど気になるところ以外、もーいいやと訳注をあまり見ていませんでしたが、なんとなく理解で。中国神話も2巻あたりにはバンバン出てきて、知らんし...ですけど、そのあたりも読んでいるうちになんとなくわかってきます。まとめて説明されているページもあります。
特殊事件を扱う特別調査所の所長、趙雲瀾が事件が起きた龍城大学で大学教授の沈巍に出会って、共に事件を解決していく流れなのですが、2人には深い因縁がありそうでというお話で、いくつかの事件解決とどんどん近づく2人の関係に引き込まれていくうちにスケールの大きいところにたどり着いていきます。「さんかく窓の外側は夜」みたいなお話が好きな方はハマるのではないかなと思います。オカルト要素があります。挿絵がないのは残念でした。紙ではあるみたいで、1巻の紹介で挿絵4ページとありました。読んでいて何より尊いのは 沈巍の愛が、うう(泣)、お願い 幸せになって!ちなみにラブは朝チュンみたいな感じでした。3巻で完結しそうで早く読みたいです。
Guardian=守護者
1巻 2022年8月 総384ページ 2巻 2023年5月 総352ページ 挿絵なし
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