このレビューはネタバレを含みます▼
穏やかなBLです。同僚の攻め×受け、二人を乱す第三者も出来事もなく、攻めの片想いが、受けにじわじわ染みてくる、優しいストーリーです。
嫌われてると思っていた同期の七宮に、酔っていたとは言え、好きと告白された佐崎。実家はリッチ、仕事は出来るしイケメン、無敵に見えていた七宮ですが、実はコンプレックスと戦っていて、お酒に弱い。七宮のお酒に弱いのを克服する練習に、世話焼きな佐崎が付き合うことになります。傍目からは器用に生きているように見える佐崎と七宮ですが、どちらも傷ついた自分と戦ってます。それを、お互いが赦す、良さを認める関係で、救いに。もちろん、恋愛あってこそだけど、友情でも良さを理解し合える関係は良いです。初エッチまでしっかりあります。七宮攻め×佐崎受けですが、友人同士のエッチという感じでした。
それと、気になったのが、お酒に強くなる…って、令和の今でも必要なんですか???営業とかだと、仕事上で求められるのか〜と考えると、作品と関係ないところで、かなりビミョー。