このレビューはネタバレを含みます▼
読んだ感想は全く惹かれない、ですね。
まず王太子は考えが甘すぎるというか、｢性欲を抑えるために女を抱く｣は最終手段でしょう？
それ以外にも方法はあったと思います。王族ならそこに勤める優秀な薬剤師もいただろうし、魔女の性欲抑制剤と同じものは作れなくても似たものは作れたのでは？100％効く男性用避妊薬という優れたものがあるほどなんだし。それで婚約者ができるまでは少しは落ち着くかもしれないのに何故真っ先に女を抱くに行っちゃった？と思いました。
いくら避妊100％といえどあんた王族の、しかも未来の王国を統べる王太子でしょ？節操がない男だなと…w
あとヒロインも脳筋というか、いくら王太子と結婚が嫌だからって顔も名前もわからない遊び人に処女捧げる？本当にそれしか方法がなかったの？と思ってしまいましたねw
本当、心底幼なじみの彼と結婚しなくて良かったと思いました。
このヒロインにあんな誠実な男性は勿体ない。好きな人に対して無口になっちゃうのはともかく、ちゃんと親に認めてもらおうと必死に頑張るところは素敵でしたので。
そして何より驚いたのは女性の許可なく避妊無しでしたこと。責任取るからとか好きでもない男に言われても恐怖でしかない…wそれに加え正妃に行う魔術刻印とやらも無断で行うという始末。一生に一度しか出来ないものを顔も名前もわからない女相手にときめいたからと使うなんて軽率すぎる！w
想い合ってるようですが営みシーンを見ても、この男は指入れただけで処女とわかるほど不特定多数の女と性欲解消のために関係持ってたしなぁ…と思ってしまってあまりときめかず…
しかも愛してると言う割にはヒロインの体を大切にするでもなく本能のままに抱き潰すと…
うーん…w
性欲が強すぎるという理由で女を抱くという思考に突っ走り不特定多数の女と体を重ねた王太子と、婚約回避のため初めては上手い人がいいと遊び人に処女を捧げるヒロイン(王太子妃)…
いくら完璧の王太子とはいえ、このふたりが治める国の将来が心配ですね。
漫画なんだし、こういう細かいところは気にならないという方にはおすすめだと思います。
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