ヘルモード ~やり込み好きのゲーマーは廃設定の異世界で無双する~はじまりの召喚士
鉄田猿児/ハム男/藻
ストーリー性◎(設定わからなくても読める)
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼
1巻が無料試読だったので読んだところ、おもしろそうで 最新6巻まで一気買いしました。私のゲームの知識がほぼ無い&理解力がなく「ヘルモードでレベルが上がりにくいのに強いのはなぜか」が理解できないまま読んでいますが、ストーリー性があるので面白いです。前世の記憶(大人の知能&ゲーマーとしての戦い方)と日々の鍛錬・討伐、召喚獣の数(物理的数+本人へのプラス値)で押してるとこがあるのでその関係で強いんでしょうか?また☆の数も強さ・ステータス値に関係してくるようで、主人公は召喚士で☆がめちゃくちゃついています。最初はおもしろい感じだなーって読んでいたら、最初に現実の時に見た中の「才能」(適正ジョブみたいなの)であった「魔王」や「勇者」の名前も出てきます。途中で出てきますが、この世界は勇者含めたみんながノーマルモードでレベル上限がある世界です。しかし、ヘルモードを選択した主人公は人の100倍経験値が必要・必殺技がない代わりにレベル上限がない状態です。アレンは魔王に対抗する側の希望として、精霊王から予言されていたのがわかります。結構伏線があって最初の頃に狩った魔物の肉が領地を治める男爵家におろされずどこに行っていたかなども後からわかったりしてストーリーがしっかりしています。また話的にTUEEEEをやるにしても、レベル上げや魔石をとる努力していますし なかなか勝てない相手には回復薬を使って痛い思いをして勝ったりしていて好感が持てます。男爵も威厳があるふうなのに、清く正しく生きようとしている人で、人としてしっかりしていてアレンが農奴を脱し強くなっていくの流れの中で良い書かれ方をしています。また、細かい召喚獣や召喚に関することの設定などが話と話の間に図解されているので能力などがわかりやすいです。
いいね