両想いだからこそ歯痒い展開

ネタバレ

2023年6月16日

このレビューはネタバレを含みます▼ 13話までを読んで。
階段から落ちて打撲だけとか、いくら相手が「記憶喪失」であるにしてもカルロの変わりようはおかしい、とか、色々ツッコミどころはあるけど、両想いという前提があるからこそ恋愛に関しては安心して読めて、過程を楽しむ感じで面白いと思う。
あと少し残念なのは、カルロの両親は、カルロが幼い頃にジーナのことを好きであると知ったにも関わらずリレーナが「今思えば」という言葉を使ったり、マルコもカルロがジーナの好きなものを自分から聞き出していたのに「何を考えているのかわからないところがある」と言っていて親友関係とは思えないやり取りがある。その違和感さえなければ、2人の可愛いやり取りを微笑ましく読んでいられる。
今後、ジーナの記憶喪失が嘘であることが、自分から言うのか、バレるのかでまた展開が楽しみだ。

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