箱庭の人形
」のレビュー

箱庭の人形

野萩あき

思っていたのと違うけど

ネタバレ
2023年6月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み放題にて。表題作+短編1作。
表題作は表紙のイメージからかなり覚悟をして読みましたが、意外にもハピエンでビックリしました。笑
喫茶店の常連・ひとし×店員の恵。
ラブラブな2人ですが、恵はひとしが家にあげてくれないことに不安を覚えていた。ある日嫉妬で取り乱したひとしが家に上げてくれたのですが、そこにあったものが衝撃で…というストーリー。
ひとしの恵への執着や愛情を押し付け気味なところが、常軌を逸していて怖いなと思ったのですが、恵はそれを受け入れ愛情で返すという聖母のような存在で、あっさりハピエンになり驚き。
ひとしの部屋を見た時に、タイトルも意味深なのでこのまま監 禁コースか!?と心配しましたが杞憂だったようです。
監 禁コースを期待してしまっている自分を恥じました。
同録の短編は、仲良し3人組で好きの矢印が交差するストーリー。
羽賀&坂内→八尋と思いきや、八尋&坂内→羽賀というストーリー。
なりゆきで羽賀×八尋(リバ)×坂内の3Pが見られます。
しかもサンドイッチ!
ノンケの八尋を真ん中に、3人とも気持ちよくなってるのすごい。
結局羽賀×八尋CPができ、3人でいるのが辛くなった坂内ですが、その後別のお兄さんと新しい恋愛をスタートさせるお話もあって、みんな幸せになって良かったなと思いました。
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