悪役令嬢に…向いてない！ 密かに溺愛される令嬢の、から回る王太子誘惑作戦
あきのみどり/祀花よう子
このレビューはネタバレを含みます▼
１巻目は正直、読み進めるのがちょっと苦痛なほど同じ内容というか、言い回しを変えて同様のことを繰り返してばかりでイライラしてしまいました。
が、２巻(正確には１巻ラスト)でようやく話が進み、常にぼんやりうっかりのヘルガが己の意志をはっきり口にして、何事も言われるがままだった自分を変えるに至ったのはスッキリしました。
あとあの王子が婚約前からすでにヘルガの尻に敷かれている様もクスリと笑えました。
が、１巻の文章をもっとすっきりさせて一冊にまとまっていれば、よりスムーズに読めただろう残念さが尾をひき、辛口の３つ星です。
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