どうせ掘るなら深い穴。【単行本版(電子限定描き下ろし付)】
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どうせ掘るなら深い穴。【単行本版(電子限定描き下ろし付)】

りーるー

りーるー先生の初BL

ネタバレ
2023年6月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ りーるー先生の初BL本だそうです。
あとがきで、デビューは百合と書かれていて知らなかったのでそっちも気になりました。
東京から県庁へ出向してきた岩清水×都会から出戻り家業の農家を手伝っている大樹。
大樹は長年の想い人であった幼馴染の豪が自分の姉と結婚し実家に住んでおり、居心地の悪さを感じていた。
そんなときに岩清水と出会い、体の関係から段々と絆されていくストーリーです。
岩清水が初めから結構強引に関係を迫っていますが、なんだかんだ大樹も受け入れていて、家の居心地の悪さを忘れるように岩清水との時間を増やしていっています。
何事もなかったように普通の家族のように豪と一緒に暮らすことも辛い、でも理解してもらうにはカミングアウトしなければならない。不安も大きかったけど、そんな大樹を受け入れてくれる岩清水の存在は大きかったんだなぁと感じました。
最終的に田舎で一緒に暮らすなんてなかなかハードル高そうですが、家族には受け入れてもらっているようなので頑張って欲しいですね。
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