異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います
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異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います

ばち/蓮水涼/まち

評価の分かれ目は2巻の最後

ネタバレ
2023年6月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 評価の分かれ目は多分2巻の最後。自分も2巻の最後で冷めました。この2巻の最後が面白い人はこの作品を楽しめると思います。
何というか全体的に甘い。甘すぎる。婚約者に対して使用人達が毒を盛ってお咎め無しどころか軽く笑いに走ってるのがなんとも気持ち悪い。主人公も毒を盛られて昔からやられてたからなのか知らないけど殺されかけて殿下に仕返ししてやる!と意味わからない行動。殺されかけてるんだよ?殺さないにしても捕まるのは当然だし、聖女と殿下が恋仲であると勝手に勘違いして嫌がらせしてかつ毒まで盛ってる奴が平気で勤めてる国怖すぎる。なんのための毒味役?なんのための使用人?と意味をなさない人間ばかり。騎士も婚約者がいる殿下に聖女を構ってやれと言いにきたと思ったら毒に気づいて殿下と聖女の手を叩いたら押さえつける。どうなってんのこの国の奴らは揃いも揃って。軽すぎる。その軽さが読んでて冷めました。
と、2巻の最後がとにかく急に酷くなりました。殿下も頼られたいから嫌がらせは見て見ぬふりってどんな奴よ……こんな奴らとは早々に縁を切って幸せになってほしいけど、主人公は主人公で殿下が好みのタイプで拗らせながら好き好き大好き大好きが隠れてない。
出てくるキャラみんなめんどくさい。
2巻の最後が評価の分かれ目だと思います。
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