このレビューはネタバレを含みます▼
226ページ挿し絵なし。先帝の妾娘ヒロイン、龍の道士ヒーロー。生母の立場が弱いため後宮で虐げられていたヒロインは兄帝の計らいで、逃がすように龍の末裔であるヒーローへ嫁ぐことに。愛も分からない2人だったが徐々に惹かれ合う。そんなさかな、2人の命を狙う不穏な陰が忍び寄り…という話。とにかく親王である兄(本当は叔父)や、周りの精霊たちのキャラが立っていて肝心の主役2人が霞んでしまってたという印象でした。ヒーロー視点が最後に申し訳程度なのも不満でした。警備はガバガバだし、暴れた親王放ったらかしだし、大丈夫この国?となりました。結局親王と母親はどうなったんだろう。読み落としたかな。