特効薬は愛

ネタバレ

2023年6月29日

このレビューはネタバレを含みます▼ 少女マンガ黎明期は不治の病のオンパレードだった。つまり不治の病は悲劇の原因となりドラマが作られていた訳だけど、最近はあまり見なくなったところにHappyEndがモットーのHQに登場？？？一体どうなるんだと固唾を呑む音さえ聞こえる程の静謐な展開。ヒロイン・ヒーローそして彼らの娘も理性的で自分を抑えることを常に意識して生きている。それでもヒロイン・ヒーロー二人をベッドで発見した時の理知的な娘の狂喜（パパ、ママって言葉が切なかった）、ヒーローのベッド脇の写真が自分だと分かった時のヒロインの羞恥の表情、ヒロインの写真を壁が埋め尽くすほど飾りたいヒーローの願いにはホッとさせられたのも事実。理性的な彼らが物語の主導者ならやっぱり不治の病というトリガーがなければHQにならないわね😌😓笑😄女子を通して遺伝し発病するのは男子のみという病気といえば血友病が思い出されけど娘が保因者じゃないということから架空の病かな。時代は変化し続け昔のタブーも今じゃ常識になっている。エピローグでヒロインが独白するように未来を信じて進んで行けばいいよね👍😉

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understand119 さん

(女性/50代) 総レビュー数：870件

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