イミテーション・プレイ【単行本版】
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イミテーション・プレイ【単行本版】

誉あん

悠真の気持ちがイマイチ読めない

ネタバレ
2023年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 美人なバーの店長・凪颯は後輩の悠真に2年も片思いをして叶わぬ想いを胸に秘め、彼女とのアレコレを相談されるたびに心を痛めている。

凪颯がセフ レと思われる男性と一緒にいるところを悠真に見られ、いっそのこと軽蔑されれば諦められると悠真にセフ レのことを話す凪颯が切ない。

強がって「誰とでも寝る」と言った凪颯に「俺では駄目ですか」と言う悠真の言葉に縋るように体を重ね、セフ レとなってしまう。


凪颯と体の関係ができる前から悠真は凪颯を好きとか凪颯みたいな人と付き合いたいとか言い、デートと称して凪颯を誘い出したりしていたのに凪颯への気持ちの自覚が遅く、それまでのタラシな言動に少しゲンナリ。

関係を変えるキッカケも凪颯の友人(元セフ レ?)の言葉と凪颯本人の告白で、自覚前の悠真は能動的に動いていたのに、肝心なときは受け身な感じだったから、もっと悠真の切実な想いとか見たかった。
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