このレビューはネタバレを含みます▼
途中までは文句なしに面白かったです。
ただ、最後の方はなんとなく釈然としませんでした。
まず終盤、ヒロインの二股発言にドン引き。傷を見せた時に気持ちを含め諸々を乗り越えたんじゃないの?ヒーローを信じるんじゃなかったの?むしろ誰に何を言われてもヒロインだけは信じて欲しかった。なんの確認もしないで二股って言い放つのは…残念過ぎる。側にいられるだけでいいって言葉が嘘になる。
そして女王も王太子も人を見る目がなさ過ぎ。全然仕事ができる感じがしないんですけど…、特に王太子は序盤でキーパーソンな気配があっただけに超残念。
ヒーローは死ぬ死ぬ言い過ぎな感じはありましたが、ヒロインも含めお互いへの執着や仄暗さはとてもいいと思いました。
3分の2くらいは面白かったので、星4にしておきます。本当は3.5な感じです。
挿絵は綺麗でした。